過換気症候群の症状・原因・特徴・対処方法などについて解説

脳ヘルニアの初期症状としての過換気について

スポンサーリンク

脳は、人間がその生命を維持していくためには必要不可欠の最も重要な臓器です。
ですので、外傷などから保護するために、硬い頭蓋骨でしっかりと包み込まれています。
普段はそれで良いのですが、何らかの原因で頭蓋内に血腫や脳浮腫が発生した場合は大変です。
頭蓋内の容量が増加してもその逃げ場がないために、頭蓋内の圧力が異常に高まることになり、柔らかい脳は隙間に向かって押し出されていくことになります。
このように脳が本来あるべき部分以外の所へ押し出されることを、脳ヘルニアと呼びます。
脳ヘルニアが発症すると、脳の深部へ向かって押し出された脳が生命維持中枢である脳幹を圧迫し、呼吸機能や循環機能を損なって、人間を死に至らしめることになるのです。

スポンサーリンク

 脳ヘルニアが起こっている初期の段階では、意識障害や瞳孔反応の異常などの所見が確認されます。
初期段階では、脳の障害が発生した部分に対応する片側の瞳だけ光に対する瞳孔収縮反応が消失するのが普通ですが、脳ヘルニアが進行するにしたがって、瞳孔の異常は両側になっていきます。
また、少し症状が進んだ段階では、呼吸が異常に速くなって過換気の状態に陥ってしまうこともあります。
過呼吸による過換気状態を経ずに、一気に呼吸が不規則で遅くなってしまうような場合もありますので注意が必要です。
また、手足を突っ張らせる除脳姿勢を示す場合もありますが、いずれにしろ、そのままにしておくと呼吸が確実に停止してしまいますので、一刻も早く適切な治療を施すことが必要になります。

スポンサーリンク

記事の内容は気に入っていただけましたでしょうか?

もしも当記事を読んで気に入って頂けましたら、
ソーシャルメディアボタンで共有して頂けますと非常に嬉しいです。

このエントリーをはてなブックマークに追加